八王子市

八王子市の歴史と特徴

南多摩地域を代表する市となっているのが八王子市です。

東京都全体から見て南西部に位置する場所にあり、かつて工業都市とベッドタウンとして発展してきたという歴史があります。

土地面積が非常に広く、南側を神奈川県と接していることから神奈川方面に勤務に出かける人にも多く居住地として選ばれています。

「八王子市」という地名が誕生したのは明治22年のことで市町村制が実施されたことでできた都市です。

その後何度か再編によって隣接する村が吸収されていったことにより面積を広げていき、現在の範囲に定まったのは昭和46年になってからです。

広い土地の多くは丘陵地帯となっており、北部の加住丘陵と南部の多摩丘陵という2つの山に囲まれるようにして中心部を八王子盆地というくぼんだ形状になっています。

八王子市からさらに西に向かうと高尾山が見られます。

自然に囲まれた雰囲気から都内らしくないのどかさがあるのが大きな特徴です。

家賃相場と住みやすさ

住居地域としての八王子市の最大の特徴はなんといっても家賃が安いということです。

都内で最も安い家賃相場となっているのは青梅市ですが、それに継ぐ第二位~三位くらいのランクとなっているのがここ数年の傾向です。

同じ家賃価格帯での部屋の広さや自然環境には問題がなくてもやはり都心部から距離があるということがネックになっているのか、住みやすさという点ではそれほど高い評価が得られていません。

ただ八王子には中央大学や明星大学、工学院大学など20以上もの有名大学のキャンパスもあるため、学生が多く暮らす街としてインフラ整備はきちんとされています。

八王子は田舎というイメージが先行しているようですが、八王子駅西口は再開発が進められておりサザンスカイタワーといった商業施設ができてからはかなり買い物が便利になりました。

賛否両論はあるようですが、治安もいいですし車を所有しやすい環境もあるので特に都会の真中住みたいという人でないならおすすめの場所といえるかもしれません。

近隣にある名所・施設

八王子に住むなら知っておきたいのが「八王子車人形」という郷土芸能です。

これは東京都指定の無形民俗文化財であり、文楽とよく似た操り人形を使って演劇をしてゆきます。

文楽は一体の人形を動かすのに3人がつきますが、八王子車人形は手足を使い一人で行うことが特徴となっています。

八王子車人形は西川古柳座に行くとそこで公演や練習をしているところが見られます。

また古くから人が居住してきた地域である八王子には多くの遺跡が存在しています。

中田遺跡公園や船田石器時代遺跡といったものがあり、以前には縄文時代~古墳時代のものが出土したことがあります。

公園内にはそれら遺跡を復元した施設も見られるので、歴史が好きな人なら一度は行ってみたい場所です。