23区内

東京の区と市の違いがわかりますか?

東京都には23区と26市、1郡と大島・三宅・小笠原といった離島諸島までが含まれています。

東京23区とは正式には「東京特別区」として指定されているもので、1943年(昭和18年)より首都機能を強化するためにそれまで「東京府」と「東京市」がバラバラに扱われていたものを統合することで誕生しました。

23区はもともとは「東京市」として一つの自治体だったのですが、これをそれぞれ自治区として指定することにより区ごとの権限を高め独自の政策をとれるようにしました。

一方で水道業務や消防といった広域での管理が必要な事業については東京都として一体的に行政が敷かれるようになっています。

東京23区は全国の都市と比較しても人口が多く経済的にも高い水準にあることからかなり独立した存在のようにも思えますが、実際には市町村に比べて区は自治権限が低く設定されており財政面などの独立性は完全に確保されているというわけではありません。

ちなみにこの東京23区も設定当初に比べて区ごとの効率や生活水準にバラつきが目立つようになっていることから、現在新たに編成しなおした方がよいのではないかという意見も出てきています。

東京東部の特徴とそれぞれの地域の変化

旧東京市にあたる東京23区ですが、東西に細長い東京の土地の中でみると東側半分ほどを占める形となっています。

東京を含む武蔵野土地は内陸部には関東山地や多摩・狭山の丘陵があり、東に進むとなだらかな武蔵野台地が見られます。

土地の断面を見ると東京都は西側に向かうほど標高が高く、東(海側)に向かうほどだんだん低くなっていくというふうになっています。

東京都の東端に行くとそこに面するのが東京湾であり、そこにつながるようにして隅田川、荒川、中川、江戸川といった川が大地から流れ込んでいます。

東京都東側の土地形状は「沖積低地」と呼ばれますが、これも「山手」と「下町」と場所によって名称が分けられてきました。

この土地名称の区別は歴史的にどのような人が居住してきたかということによるもので、「山手」は江戸城付近を含み江戸時代から武家屋敷や寺社が多く作られてきました。

一方の「下町」は町家が多く荒川と江戸川という2つの川に挟まれた土地として、庶民の暮らしが根付く場所としてかつて発達をしてきました。

戦後の高度成長期から下町付近は水場を利用した工業地帯として新たに発展しましたが、現在では国内工場が撤退し海外に移動したこともあり、高層住宅地として新たに開発が進められるといった変化も見られています。

同じ23区内であっても時代によってめまぐるしく開発方法は変化しているので、そうしたことも意識してみるとより希望にあった物件は見つけやすくなります。

都市部が進む武蔵野台地東端

都内23区の中でも最も人口が密集するのは東京低地の西部にあたる「山手台地」と言われる付近です。

山手という名称はJR「山手線」として定着しているように、都内でも特に人口の多い都市としてつながりを持っています。

山手線で囲まれている付近はちょうど武蔵野台地の東端部分にあたり、石神井川や妙正寺川、善福寺川、神田川、渋谷川、目黒川とたくさんの川があちこちに走っています。

この周辺には「台」や「坂」がつく地名が多いのですが、これも東京全体の土地が東側に向かうにつれてだんだん標高が高くなっていくことを示しています。

さらに東部に進むと武蔵野市や立川市に接していきますが、都内でも人気のあつ居住地域はこの東側に集中する傾向が見られています。

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