中野区

中野区の歴史と特徴

中野区はかつて平安中期に平将門が反乱を起こし、藤原秀郷の子である千晴と対戦した場所として知られています。

このときの出来事を記した書物に既に「中野」という地名が登場していることから、少なくとも平安時代には地域一帯に「中野」という名称が定着していたということがわかります。

鎌倉~室町に入ると鈴木九郎という大富豪がこの地にいて「中野長者」という名称で呼ばれていたことが伝えられています。

何かと歴史的な出来事や逸話が多く伝えられているのがこの中野区で、それらの物語を伝える寺社や遺跡なども数多く存在しています。

地理的には新宿区や渋谷区、杉並区などの人気の住宅街と接していることから多くの住宅街があり、都心部に勤務地を持つ人達のベッドタウンとしてもよく使われています。

また中野区内には明治大学や帝京平成大学といった有名大学もいくつかあり、古くからある中野の商店街とともに学生のためのアパートやマンションが静かに立ち並んでいることも特徴です。

家賃相場と住みやすさ

大都市である東京ですが、地域によっては昭和の時代から続くレトロな商店街もまだまだ現役として残っています。

中野北口駅前にあるアーケードもそんな古き良き時代を映すものとなっており、「サンモール商店街」という名称で1958年の完成当時から活気ある街並みを演出しています。

サンモール商店街の中には日用品を購入できるお店の他に安くたくさん食べられる飲食店も多くあり、平日の昼間からランチを食べるために多くのサラリーマンや学生が訪れています。

また古くから営業している個人の居酒屋も人気店が多く、地元の常連さんが毎日のように訪れるというそんなのどかな雰囲気も見られています。

家賃の相場ですが、隣接する新宿や渋谷などと比べると随分と安くワンルームなら6万円代のものも少し探せば見つけることができます。

近隣にある名所・施設

歴史的事件の多く伝えられる中野区なのですが、現在ではそうした古い歴史とともに新しい日本のサブカルチャーの聖地としての建物も増えてきています。

その代表的な施設が「中野ブロードウェイ」で、地下2F~地上4Fまでの大きなビルの中にアニメやマンガ、J-POPなどの中でも特にオタク受けのする商品がずらりと並べられています。

別名「オタクビル」と呼ばれることもあるほどで、今や秋葉原にも負けないような名所・聖地として知られるようになっています。

オタク系の文化がちょっと苦手という人にとっては住むことに抵抗感があるかもしれませんが、逆に興味のある人にとっては身近な距離に相当の品揃えのものを購入できる非常に恵まれた場所となっています。