豊島区

東京23区内で人口が多いところというと、面積の多い地域が人口が多いというわけではなく、その地域が有名であったり、住みやすいところであったり、家賃が安いエリアであったりと、土地が広いかどうか以外にも要素はあります。
東京の人口は1,300万人ほどであり、これは日本全体の10分の1の人口であり、毎年人口は増えています。
よく耳にするように一極集中がどんどん加速されているのです。
その中で23区に住んでいるのは900万人ほどもおり、ほとんど23区に人が集中しています。

人口は23区内では世田谷区が一番多いですが、人口密度で言うと世田谷区は13位であり、一番人口密度が多いのが豊島区となっています。
その理由としては豊島区は土地としての面積が狭いために、どうしても人口集中が起きてしまいます。
しかし人口は毎年減少している区であり、消滅する可能性の高い区としても上げられています。

人口集中のリスク

人口が集中するといくつかのリスクが発生します。
人が多く住みにくくなり騒がしい街となるというのもありますが、それ以上に大変なこともあります。
まず犯罪発生のリスクが高まります。
実際に豊島区は犯罪件数が23区平均に比べて1.6倍となっており、人も多ければ良い人ばかりでなく悪い人も住む確率も多くなり、自然と犯罪が増えます。

そしてその犯罪の中でも、振り込め詐欺や賭博などの組織型の犯罪が増えており、暴力団の存在が後ろにはあります。
豊島区には池袋がありますので、若者も多くやってきますが、そのような人々を狙った犯罪も多いです。

人口集中で犯罪リスクが高まるという一方で、人口が多いということは逆に言えば、人々が協力すれば大きな力になると言うことも意味しています。
豊島区では役所職員が有志で街をパトロールしており、防犯や交通安全を呼びかけています。
豊島区では、犯罪件数は多いですが、その代わりに交通事故発生件数は23区の中で一番少ないです。

また人口が多いと災害が発生すると被害も大きくなりやすいです。
そのために豊島区では、避難所を救援センターとして、35カ所設置し、12のブロックにわけてそれぞれに地域本部を設けています。
人口も多いですが、20代前半の人口も23区で一番多く、若い世代が多いので、今後防犯や災害救助をどれだけ行っていくかは、若い人の協力が不可欠となります。
消防団は定員率が100%となっており、普段から地域住民の防災に関する意識は高いといえますが、若い人が積極的に参加しているかというとそれは疑問が残ります。
これからもっと若い人も一丸となって取り組んでいけば、防災のみならず防犯も効果を発揮し、犯罪件数も少なくなっていくでしょう。

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